単身赴任や長期滞在の旅行など、期限が決まっている滞在には通常の賃貸住宅ではなく、短期住宅を利用すると便利です。
今回は賃貸で短期住宅を利用する場合のお話です。
短期住宅の種類ごとのメリット、利用の流れや注意点などをご紹介します。
01.
賃貸の短期住宅とは？どんな時に利用される？
般的な賃貸住宅では、契約期間は2年単位。更新のタイミング以外での解約には解約違約金などが発生してしまいます。
それに対して、短期住宅は1週間や1ヶ月単位の短い期間で契約することができる賃貸住宅です。
入居時に入居期間を決めて契約し、その期間だけ利用することができます。
短期住宅を利用するケース
・単身赴任
・就職活動で上京中の学生
・長期滞在の旅行者
・建て替えやリフォームによる仮住まい
・一人暮らしの練習 など
あらかじめ利用期間が決まっている方が利用されるケースが多いです。
短期住宅では契約時に敷金礼金などの初期費用がかからず、保証人も不要ということがほとんど。
契約時の初期費用や手間をぐっと省くことができます。
家具家電なども揃っており、電気や水道なども個別契約の必要がないので、すぐに生活を始めることができます。
02.
賃貸の短期住宅、種類ごとの特徴やメリット
賃貸として利用できる短期住宅の種類やそれぞれの特徴をご紹介します。
ウィークリー・マンスリーマンション
週単位、月単位で契約することができる賃貸住宅です。
家具家電などの家財道具も一式揃っており、セキュリティも万全ですぐに快適な生活を始めることができます。
普通の賃貸住宅と比べて入居の際の手続きも簡単です。
シェアハウス
個人のプライベートスペースと、共有のリビング、キッチン、バスルームなどがある住まいです。
他の入居者と交流を持ちながら暮らすことができるので、いきなり完全な一人暮らしは不安という方や学生の方にもおすすめです。
民泊
個人所有の家や部屋を、オーナー本人から借りて住むかたちです。
個人との契約のため柔軟な対応が可能ですが、その分トラブルも多く、現在は法整備や各自治体での対応が進められています。
数日単位や週単位など、短い期間の賃貸に向いています。
滞在期間や目的に合わせ、エリアや費用などの条件を比べて探すと良いでしょう。
03.
短期住宅を賃貸で借りる際の費用や流れ、手続き方法とは
上で紹介した民泊は個人となるのでそれぞれで違いますが、基本的に短期住宅は通常の賃貸を借りるより手続きが簡単！
ここでは一般的なマンスリーマンションなどの短期住宅の、手続きの流れや費用面をご紹介します。
1）電話やメールにて空室を確認
運営会社へ電話やメールで空室を確認します。
ホームページから空いている部屋を探したり、事務所の窓口で直接相談したりすることもできます。
2）入居申し込み
部屋が決まったら、入居期間を決めて入居の申し込みをします。ほとんどの短期賃貸では申込書と身分証明書のコピーの提出、簡単な審査で申し込むことができます。
3）契約金の支払い
短期住宅の費用内訳は下記のパターンが多いです。
・契約手数料
・家賃
・光熱費（家賃に含まれる場合も）
・退去時清掃費用
・その他オプション費用
契約期間分の費用をまとめて最初に前払いとするケースが多く、シンプルでわかりやすいです。
4）入居スタート
家財道具は一式揃っているので、すぐに生活することができます。電気ガス水道なども個別に契約手続きをする必要はありません。
5）退去時
契約期間が終わると退去となります。
契約時にクリーニング代を支払い済みなので、追加費用はかかりません。
契約期間を延長したい場合は、延長や再契約の相談をしてください。
04.
賃貸の短期住宅を借りる際に気を付ける点はある？
短期住宅の賃貸契約では、敷金や礼金などはかからないケースが多いです。
しかし、契約期間分の費用を一括で前払いすることが多く、契約時にはまとまった費用の準備が必要となります。
家賃を最初に前払いすることとなると、入居時にまとまった費用が必要となります。
契約満了前に退去となる場合は、違約金が発生する場合もありますので注意してください。
また、契約期間が長いほど1日あたりの家賃が安くなります。
あまりに短期間での利用は割高となる可能性もあるので、料金の詳細をよく理解してから契約するようにしましょう。
SUMMARY
まとめ
・短期住宅とは短期間の契約で入居できる賃貸住宅です。代表的なものではマンスリーマンションなどがそれにあたります。
単身赴任や就活中の学生、長期滞在の旅行者など、あらかじめ滞在期間が決まっているという方が利用するケースが多いです。
・短期住宅の種類としてはウィークリー・マンスリーマンションやシェアハウス、民泊などがあります。
滞在期間や生活の目的などに合わせて選ぶと良いでしょう。
・短期住宅は敷金礼金や保証人不要という場合が多く、普通の賃貸住宅を借りるよりも手続きが簡単です。
退去時も基本的に追加費用などはありません。
・短期住宅では契約期間分の費用を一括で前払いすることが多く、契約時にはまとまった費用の準備が必要となります。
契約満了前に退去する場合は違約金が発生する場合もあるので注意しましょう。
大阪マンスリードットコムでは、大阪府内のウィークリーマンション、マンスリーマンション情報をご提供しています。
当社のマンスリーマンションは家具家電付きですぐに生活が可能！
敷金・礼金不要がほとんどで、退去時の立ち会い等の手続きも不要なため、簡単に契約・利用を開始することができます。
住まいとしてもオススメですので、ぜひお気軽にお問い合わせください！